放送期間:平成 6年 4月 3日〜12月11日(全37回) 放送時間:日曜 後 8:00〜 8:45 作:市川森一 音楽:三枝成彰 制作:木田幸紀 制作統括:村山昭紀
総集編 販売:NHKエンタープライズ
本編 販売:NHKエンタープライズ
時代背景:
解説: 市川森一によるオリジナル脚本。室町八代将軍足利義政の妻・日野富子を中心に、応仁の乱から山城国一揆に至る室町後期を描く。この時代が大河に取り上げられるのは初めてのことで、悪女たるイメージの強い富子を政治手腕に長けた才女と位置付け、乱そのものを壮大な夫婦喧嘩としてとらえている。ただ、市川の脚本は当初から観念的であり、黛りんたろうの演出と相まって難解と感じられる部分が多かった。このため前二作に輪をかけて視聴者を手放す結果となる。事実、平均視聴率は14.1%と過去最低の数字を記録。役柄のせいもあろうが、主人公であるはずの富子や義政には感情移入しがたく、むしろ山名宗全の萬屋錦之介や細川勝元の野村萬斎らの熱演が印象的だったのは皮肉なことである。 Copyright (C) 2007 Ta-kumi. All rights reserved. |