放送期間:昭和44年 1月 5日〜12月28日(全52回) 放送時間:日曜 後 8:15〜 9:00( 4/13より後 8:00〜 8:45) 原作:海音寺潮五郎 脚本:中井多津夫、杉山義法、須藤出穂 音楽:冨田勲 制作:禅野圭司
第五十回のみ 販売:NHKエンタープライズ
時代背景:
解説: 戦国最強を謳われる闘将上杉謙信の生涯を描いた海音寺潮五郎の同名小説のドラマ化。その誕生から青年へと成長していく謙信の人間形成を前半に、好敵手武田信玄との邂逅と拮抗、やがて起こる川中島の合戦を後半最大のヤマ場として、戦国時代の動乱をダイナミックに描く。前二作が視聴率的に奮わなかったこともあり、本作は徹底した娯楽路線に戻るべく制作。謙信に石坂浩二、信玄に高橋幸治という『太閤記』が生んだ二人のテレビスターの顔合せで臨まれた。これにより大河は息を吹き返す。当時ささやかれていた終息への動きもこの成功で一気に解消されたのだった。技術面においては本作からビデオロケを導入。臨場感あふれる合戦シーンは評判となり、大河はこれよりカラー放送時代を迎える。また、現在に至る演出の複数制が本作より採用された。 Copyright (C) 2007 Ta-kumi. All rights reserved. |