トップ > 映像・放送 > 放送局別テレビアニメフィルモグラフィー > 機動戦士ガンダム

放送期間:昭和54年 4月 7日〜55年 1月26日(全43回) 放送時間:土曜 後 5:30〜 6:00

制作:名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ
企画:日本サンライズ プロデューサー:関岡渉、大熊伸行、渋江靖夫
原作:矢立肇、富野喜幸 掲載誌:講談社 テレビマガジン/たのしい幼稚園、秋田書店 冒険王
音楽:渡辺岳夫、松山祐士 アニメーションディレクター:安彦良和 総監督:富野喜幸
キャラクター・デザイン:安彦良和 メカニカル・デザイン:大河原邦男 美術設定:中村光毅
主題歌:池田鴻「翔べ!ガンダム」「永遠にアムロ」

声の出演 古谷徹(アムロ)、鈴置洋孝(ブライト)、飯塚昭三(リュウ)、古川登志夫(カイ)、
鵜飼るみ子(フラウ・ボゥ)、白石冬美(ミライ)、井上瑶(セイラ)、鈴木清信(ハヤト)、
戸田恵子(マチルダ)、玄田哲章(スレッガー)、池田秀一(シャア)、ナレーター 永井一郎




No.放送日サブタイトル脚本演出作画監督
1 '79/04/07 ガンダム大地に立つ!! 星山博之 貞光紳也 安彦良和
2 04/14 ガンダム破壊命令 松崎健一 藤原良二 安彦良和
3 04/21 敵の補給艦を叩け! 荒木芳久 小鹿英吉 安彦良和
4 04/28 ルナツー脱出作戦 山本優 貞光紳也 富沢和雄
5 05/05 大気圏突入 星山博之 藤原良二 青鉢芳信
6 05/12 ガルマ出撃す 山本優 小鹿英吉 安彦良和
7 05/18 コアファイター脱出せよ 荒木芳久 藤原良二 安彦良和
8 05/26 戦場は荒野 松崎健一 貞光紳也 山崎和男
9 06/02 翔べ!ガンダム 星山博之 小鹿英吉 安彦良和
10 06/09 ガルマ散る 山本優 藤原良二 安彦良和
11 06/16 イセリナ、恋のあと 荒木芳久 貞光紳也 大泉学
12 06/23 ジオンの脅威 松崎健一 横山裕一郎 中村一夫
13 06/30 再会、母よ… 星山博之 藤原良二 安彦良和
14 07/06 時間よ、とまれ 富野喜幸 貞光紳也 山崎和男
15 07/14 ククルス・ドアンの島 荒木芳久 斧谷稔 鈴村一行
16 07/21 セイラ出撃 山本優 斧谷稔 青鉢芳信
17 07/28 アムロ脱走 松崎健一 藤原良二 安彦良和
18 08/04 灼熱のアッザム・リーダー 松崎健一 貞光紳也 中村一夫
19 08/11 ランバ・ラル特攻! 星山博之 行田進 安彦良和
20 08/18 死闘!ホワイト・ベース 山本優 藤原良二 富沢和雄
21 08/25 激闘は憎しみ深く 荒木芳久 行田進 山崎和男
22 09/01 マ・クベ包囲網を破れ! 松崎健一 貞光紳也 安彦良和
23 09/08 マチルダ救出作戦 星山博之 藤原良二 中村一夫
24 09/15 迫撃!トリプル・ドム 山本優 関田修 安彦良和
25 09/22 オデッサの激戦 荒木芳久 貞光紳也 富沢和雄
26 09/29 復活のシャア 松崎健一 藤原良二 安彦良和
27 10/06 女スパイ潜入! 星山博之 久野弘 山崎和男
28 10/13 大西洋、血に染めて 山本優 関田修 中村一夫
29 10/20 ジャブローに散る! 荒木芳久 貞光紳也 安彦良和
30 10/27 小さな防衛線 山本優 藤原良二 安彦良和
31 11/03 ザンジバル、追撃! 星山博之 又野弘 安彦良和
32 11/10 強行突破作戦 松崎健一 関田進 富沢和雄
33 11/17 コンスコン強襲 山本優 貞光紳也 中村一夫
34 11/24 宿命の出会い 星山博之 藤原良二  
35 12/01 ソロモン攻略戦 松崎健一 久野弘  
36 12/08 恐怖!機動ビグ・ザム 松崎健一 関田修  
37 12/15 テキサスの攻防 山本優 貞光紳也 中村一夫
38 12/22 再会、シャアとセイラ 松崎健一 藤原良二  
39 12/29 ニュータイプ、シャリア・ブル 山本優 久野弘  
40 '80/01/05 エルメスのララァ 荒木芳久 関田修  
41 01/12 光る宇宙 松崎健一 貞光紳也  
42 01/19 宇宙要塞ア・バオア・クー 星山博之 藤原良二 中村一夫
43 01/26 脱出 星山博之 関田修 山崎和男


解説

人類が宇宙に進出を果たした時代。宇宙の植民地政府は地球連邦政府に対して独立を宣言、やがて直接戦争へと発展する。本作は、その戦火の中を必死に生きようとする少年少女の姿を描く群像劇である。ロボットものの新しいスタイルを模索していた監督・富野喜幸(現・富野由悠季)は、それ以前のロボット=ヒーローという図式を完全に廃し、本作においてロボットを兵器として捉えることで物語の厚みを増すことに成功した。この点が本作の最たる部分であり、モビルスーツと呼ばれる登場メカの斬新なディテールと相まって多くのファンの支持を集めたのである。ただ、一般視聴者にはそうした物語の厚みや特異な設定が逆に作用してか、本放送は必ずしもヒットしたとはいいがたい。ブームに火がつくのは、本放送終了から一年後、テレビシリーズをリメイクした劇場版三部作が公開されてからである。その後、テレビでは本作の続編ともいうべき『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダムZZ』が放送、そこから派生するサイドストーリーはOVA化された。人気は衰えるところを見せず、じつに現在においてもシリーズの変遷は及んでいる。



銀河鉄道999 放送局別テレビアニメフィルモグラフィー 巨神ゴーグ