放送期間:平成10年 1月 4日〜12月13日(全49回) 放送時間:日曜 後 8:00〜 8:45
原作:司馬遼太郎「最後の将軍」より 脚本:田向正健 音楽:湯浅譲二 制作統括:高橋幸作
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本木雅弘(徳川慶喜)、石田ひかり(美賀)、菅原文太(徳川斉昭)、若尾文子(吉子)、
内野聖陽(徳川慶篤)、佐藤慶(永原帯刀)、岸田今日子(松島)、鶴田真由(徳信院直子)、
堺正章(新門辰五郎)、山下真司(ガンツム)、清水美砂(よし)、藤岡琢也(中山五郎左衛門)、
花柳錦之輔(孝明天皇)、宝田明(鷹司政通)、林隆三(松平慶永)、杉良太郎(井伊直弼)、
畠中洋(松平容保)、渡辺徹(西郷隆盛)、江守徹(島津久光)、語り 大原麗子(れん)
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二百六十年続いた江戸幕府に自ら終止符を打った最後の将軍・徳川慶喜の半生を描く本作は、NHKおよび大河とつながりの深かった司馬遼太郎が前々年に没したことにより、その追悼の意味も込めて制作された大河シリーズ五度目の司馬作品だ。とはいえ、原作『最後の将軍』は大河とするにはボリュームに欠けるため、ドラマには渋沢栄一の著した歴史的史料『徳川慶喜公伝』などをもとに多くの肉付けが施されている。実際、本作は戦闘など派手な描写こそ少ないものの慶喜役の本木雅弘が好演して、幕末ものタイトルの一大収穫となった。ただ、複雑な時代を多面的にとらえようとしたためか、官民にわたって登場人物を多く配しすぎた嫌いはある。一部に消化不良の感を残すのは否めない評価だろう。
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