放送期間:平成 3年 1月 6日〜12月 8日(全49回) 放送時間:日曜 後 8:00〜 8:45 原作:吉川英治「私本太平記」より 脚本:池端俊策 音楽:三枝成彰 制作:高橋康夫、一柳邦久
総集編 販売:NHKエンタープライズ
本編 販売:NHKエンタープライズ
時代背景:
解説: 大河の時代設定として、古代とともに何度か候補に上がりながら見送られてきた南北朝時代。その空白の時代に取り組んだ意欲作である。原作は吉川英治の『私本太平記』で、武家の棟梁と仰がれた足利尊氏を中心に展開する。一般に馴染みが薄く、複雑な時代背景にもかかわらず、わりと高い視聴率で迎えられたのは、深遠な人間描写を持ち味とする脚本家池端俊策の力量による部分も大きいだろう。ただ、中盤以降は息切れしたのか、仲倉重郎がサポートする回も多々見られた。ちなみに、制作を担当した高橋康夫は放送の途中で異動、一柳邦久がこれにかわっている。配役面では楠木正成の武田鉄矢、北条高時の片岡鶴太郎らが好演し、後藤久美子が北畠顕家として男役に挑んでいるところも興味深い。 Copyright (C) 2007 Ta-kumi. All rights reserved. |