放送期間:昭和50年 1月 5日〜12月28日(全52回) 放送時間:日曜 後 8:00〜 8:45 原作:南條範夫 脚本:小野田勇、小幡欣治、土橋成男 音楽:湯浅譲二 制作:古賀龍二
総集編のみ 販売:NHKエンタープライズ
時代背景:
解説: 『赤穂浪士』以来の忠臣蔵もの。ただし、本作は討入りを決行した浪士でなく、幕府の側に主たる視点が置かれている。五代将軍綱吉の治世、その寵愛を一身に浴びて立身出世していく側用人柳沢吉保を主人公に、大石内蔵助との宿命的対決、そして架空の人物柳沢兵庫の対極的な生き様を絡ませて描いたものである。とくに吉保による権謀術策の施政には、金権政治で揺れた昭和40年代後半の世相が投影され、"昭和元禄"という時代性を多分に含むタイトルとなった。それまで娯楽時代劇という色合いの濃かった大河が、意識的に同時代性を求めるようになるのはこの頃からであろう。なお、一部都市ではあるが、本作より大河は海外においても放送されるようになり、新たなファンを獲得していく。 Copyright (C) 2007 Ta-kumi. All rights reserved. |