2010/03/23改訂
ローカル環境でXOOPSを実行するには、マシンをサーバ化する必要がある。
◆XAMPPの導入
XOOPSの実行には、
Apache(Webサーバ)、PHP(動的にWebページを生成する言語プログラム)、MySQL(データベースサーバ)が必要。
ローカルなパソコンでXOOPSを実行するために、まずこれらがひとつにパッケージ化されたWEBサーバシステム構築キット「XAMPP Lite」を以下から入手。
XAMPP Lite 1.6.6aパッケージ内容(2008/02/22現在)
圧縮ファイルを解凍後、Cドライブ直下に「xampplite」フォルダごと移動。
「xampplite」内のsetup-xampp.batを実行。
xampp-control.exeを実行するとコントロール・パネルが立ち上がるので、ApacheとMySQLを走らせる。
※または、xampp_start.exeで起動、xampp_stop.exeで終了も可能。
ブラウザを立ち上げて、http://localhost または http://127.0.0.1にアクセス、動作を確認する。
◆XOOPSの導入
「XOOPS」を以下から入手。
XOOPS2.0.xJP(安定最新版:XOOPS 2.0.16a JP)
2003年リリース。本家版の流れを汲むXOOPS。一般的なサイトを構築するのに必要なモジュールを同梱。- XOOPS
XOOPS Cube Legacy2.1.x(安定最新版:XCL2.1.7)
XOOPS 2.0.xJP系の上位互換。2007年4月リリース。モジュールは非同梱のため、別途ダウンロードおよびインストールが必要。- XOOPS Cube日本サイト
ホダ塾ディストリビューション(安定最新版:HD1.0.4 for XCL2.1)
XOOPS Cube Legacu2.1.xをベースにしたパッケージ。フォーラムなど一般的なサイトを構築するのに必要なモジュールを同梱。- ホダ塾
参考情報 - 最新のXOOPSを入手する
「ゆうゆうゆう」 → XOOPS 2.0.13a JP
参考サイト - 文系のためのXOOPS入門
圧縮ファイルを解凍すると3つのフォルダが存在するが、必要なのは「html」フォルダのみ。
「html」フォルダを「xampplite」フォルダに移動して名前を「htdocs」に変更
(※すでに存在する「htdocs」は名前変更しておく(htdocs_def など))。
◆データベースの準備
ブラウザを立ち上げて、http://localhost/phpmyadmin/にアクセス。
「新規データベースを作成する」に「database」(任意)と入力して[作成]ボタンを押す。
◆XOOPSのインストール
ブラウザを立ち上げて、http://localhost/install/index.phpにアクセス、インストール作業が始まる。
デフォルトの設定は基本的に[次へ]でOK。入力・修正が必要な個所は以下のみ。
データベース、およびパス・URLの設定
データベースユーザ名:root
データベースパスワード:なし
データベース名:上記データベースの準備で作成したデータベース名
サイト管理者の設定
管理者ユーザ名:admin(任意)
管理者メールアドレス:admin@admin.com(任意)
管理者パスワード:admin(任意)
インストール完了後、ログインして管理者メニューに入るとメッセージが表示される。
「htdocs」内の「install」フォルダを削除。(C:/xampplite/htdocs/install/)
「htdocs」内の「mainfile.php」を読み取り専用にする。(C:/xampplite/htdocs/mainfile.php)
実際はここで「mainfile.php」のパーミッションを「644」に変更する。
一度ログアウトしてから、再ログイン。
◆追加機能のインストール
ダウンロードしたファイルを解凍後、以下のフォルダへ移動。
ダウンロードしたフォルダを「htdocs」内の「modules」フォルダに
◆参考:テスト環境構築パック「xaio」