●Perlプログラムの基本形
- 1行目には、Perlインタープリタの所在(「#!」から記述)
ローカルマシンで稼動させる場合は、パスを「\」で区切る。
サーバ上では、パスを「/」で区切る。
- 先頭に「#」がついた行はコメントとなり、プログラムの実行時には無視される
- 2行目以降の各行末には必ず「;」
- 改行コード「\n」
- 最終行には「exit;」
- 「\」を挿入した直後の文字は必ず文字として扱われる
●文字列の種類
- シングルクォート文字列
- 「'」(シングルクォーテーション)で囲まれた文字列。
シングルクォート内では、すべてが文字列とみなされる。
- ダブルクォート文字列
- 「"」(ダブルクォーテーション)で囲まれた文字列。
ダブルクォート内では、変数が展開される。
- ヒア文字列(ヒアドキュメント)
-
「print "";」が何行にもわたって続くようなとき
「print <<"EOF";」〜「EOF」で囲み、その間に通常のHTMLタグを記述することも可能。
- 終端文字列(↑ではEOF)は任意に設定可能
- 終端文字列の後には改行が必要
- 終端文字列の前後にスペースやタブを入れてはいけない
- 終端文字列を「'」で囲むとその内部はシングルクォート文字列となり、「"」で囲むとダブルクォート文字列となる
●サブルーチン
*プログラムの行程で同じ処理を何回も繰り返す必要があるとき、その処理をモジュール化しておくことで使い回しが可能になる。
- 定義
-
sub header {
処理;
}
- 呼び出し
-
&header;
- サブルーチン名(↑ではheader)は任意に設定可能
- 定義と呼び出しは、どちらが先でも構わない
●パーミッションの設定
属性 | 意味 | 用途 |
644 | 誰でも読み出しが可能 | HTMLファイルなど |
666 | 誰でも読み書きが可能 | 掲示板のログファイルなど |
755 | 誰でも実行が可能 | CGIの実行ファイルなど |
777 | 誰でも読み書きと実行が可能 | ファイル生成をするディレクトリなど |