78年のテアトル東京、79年の新宿プラザ。それ以来、じつに40年ぶりの「2001年宇宙の旅」劇場体験である。奇しくも78年テアトル東京の公開初日は10月28日(観たのは11月8日)で、翌79年新宿プラザで自分が観たのも10月28日(公開は10月27日)だった。今にして思えばこの2館において70mmで観られたのはなんという幸運であったことか。
ということで、10月6日から14日にかけて国立映画アーカイブで上映された70mm版を今また何としても観たかったのだが、当日券を手に入れるのはかなり難しそうだったためそれはあきらめ、IMAX版をTOHOシネマズ新宿に観に行ってきた。正直、IMAXが何なのか、違いはよくわからなかったのだが。
でも、やはり「2001年―」は自分にとって唯一無二の映画。劇場で観るのは3度目。同じ映画を劇場で3度まで観た映画はこれをおいて他にはないし、テレビ地上波、BS、DVD等を含めると、少なくとも10回以上は観ているんじゃないだろうか。おそらくこの先何十年後か、また劇場で観たいと思うに違いない。
映画『2001年宇宙の旅』公式サイト
製作50周年記念 『2001年宇宙の旅』70mm版特別上映 | 国立映画アーカイブ
「2001年宇宙の旅」日本公開記録