「花神」からじつに38年。ようやくその舞台長州を訪れることがかなった。旅の途中には、奇しくも松陰先生の命日をはさんでいる(狙っていたわけではない)。あらためて「花神総集編DVD」を見て出発。
1日目(10月25日(日)):羽田空港(7:40発)→北九州空港(9:30着)→小倉→門司港(門司港駅観光案内所~旧門司三井倶楽部~海峡プラザ~国際友好記念図書館~旧門司税関~ブルーウイングもじ~キッチンポレポレ(昼食))→巌流島→下関(赤間神宮~日清講和記念館~旧下関英国領事館~旧秋田商会ビル・金子みすゞの部屋~金子みすゞ顕彰碑~やまぎん史料館~光明寺~日和山公園~大歳神社~高杉晋作療養の地~高杉晋作終焉の地~白石正一郎旧宅跡~カモンワーフ・いちばのよこ(夕食))→東京第一ホテル下関(夜景観光ツアー:赤間神宮~関門トンネル人道~みもすそ川公園~火の山)
2日目(10月26日(月)):(亀山八幡宮~唐戸市場)東京第一ホテル下関→長府(長府観光会館~長府藩侍屋敷長屋~功山寺~長府毛利邸~古江小路~乃木神社)→秋芳洞(安富屋(昼食)~秋芳洞~秋吉台カルスト展望台)→湯田温泉(周布政之助の碑・墓~井上公園~狐の足あと)→湯別当 野原(山口エリアナイトツアー:ザビエル記念聖堂~瑠璃光寺五重塔~一の坂川~温泉舎)
3日目(10月27日(火)):(中也詩碑・山頭火句碑~井上公園)湯別当 野原→東萩(東萩観光案内所~萩しーまーと~萩反射炉~松陰神社~松浦松洞誕生地~吉田稔麿誕生地~伊藤博文旧宅~玉木文之進旧宅~吉田松陰誕生地・墓所)→萩(うどん処五平太さかい(昼食)~有備館・明倫館~花燃ゆ大河ドラマ館)→萩一輪(菊ヶ浜~女台場跡)
4日目(10月28日(水)):(萩城跡)萩一輪(武家屋敷観光案内)→(高杉晋作誕生地~晋作広場~久坂玄端誕生地~萩おみやげ博物館~野山獄・岩倉獄跡~萩八景遊覧船~木戸孝允旧宅~菊屋家住宅~萩博物館レストラン(昼食)・萩博物館)→玉江→草江→山口宇部空港(18:25発)→羽田空港(19:55着)
料金:62,026円(朝食3回、夕食2回込み)
門司港レトロ地区に旅は始まる。ひときわ目立つタワー型の建物は、門司港レトロ展望室のある高層マンション・レトロハイマート。手前の門司港ホテルと旧門司税関の間には関門橋が見える。
昼食(焼きカレー)を即行で済ませ、巌流島に渡る。この文学碑の先には「武蔵 MUSASHI」放送の頃に建てられた武蔵・小次郎像がある。松陰先生が巌流島を訪れていたのは今回初めて知った。
火の山から関門海峡を臨む。朝方の強風が幸いして、観光案内に載っているような靄ひとつないないくっきりとした景観を拝めた。ここまでよく見える日もなかなかないそうである。ひさびさのラッキー!
「長州男児の肝っ玉をお目にかけ申す!」長府は功山寺の高杉晋作像。ここからバスで30分ほど先にある吉田の東行庵にも行く予定を組んではいたが、スケジュールがタイトなので見送り。
暗い秋芳洞を抜けて地上に出ると秋吉台のこの景観。秋芳洞・秋吉台といえば思い出すのは「バンパイヤ」である。50年近く前の漫画に描かれていた風景が同じように今もこうして広がっているのに驚く。
ライトアップされた瑠璃光寺五重塔。水面に映る姿がまた見事である。湯田温泉と山口はほど近く、ここ山口周辺にも幕末ゆかりのスポットが多いようだが、そこまでは足が回らず。
ついに来た!本家萩の松下村塾。よぉーく見比べると世田谷の村塾とは微妙にディテールが違っている。向かい側には宝物殿「至誠館」が建つ。こちらは平成21年開館というからかなり新しい。留魂の間に感激。
吉田松陰誕生地の近くに建つ松陰先生と金子重輔の像。このあたりから予報どおりに雨が降り出してくる。でもって松陰神社には人がたくさんいたけど、このあたりには観光客もまばら。というかほとんどいない。
本家萩の大河ドラマ館。この春に行ったぐんまと合わせて東西の大河ドラマ館を制覇(?)することになる。しかもこの日は松陰先生の命日で入館無料。ラッキーというかこれも先生のお導きか。
観光案内に載っているようなアングルで撮れたこの一枚。早朝の萩城跡。誰もいない。とにかく今回の旅のスケジュールはいささかつめ込みすぎたようで、連日日の出前に起床しては日の出とともに歩き回っている。
菊屋横町の高杉晋作誕生地。桂さんちもすぐ近くである。なるほど松陰先生の松本村と比べるとこちらは街中であり、彼らの家格が高いことがその地理関係からもうかがい知れる。
旅の終わりは萩博物館。レストランで期間限定の「文ちゃんむすび定食(300円!)」を食べてから展示物を見て回るが、帰りの時間が迫っていて、ほとんど駆け足状態。もっとゆっくりじっくり見たかった。
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