昨年の夏に続いてこの夏も美術展めぐり。本日「ウルトラセブン展」と「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」へ行ってきた。
まず「ウルトラセブン展」。場所は日本橋三越本店。これはデパートのイベントのようなもので、たまたま招待券を入手する機会がありその開催を知った次第。なので別段さしたる期待もなくぶらっとのぞいてくる。案の定、展示物は去年の「ウルトラマン・アート展」と重複する部分が多いが、そこはそこ。雰囲気を堪能してくる。場内には本放送のオープニング曲ではなく、「ウルトラセブンの歌 PART2」の曲がやたらとかかっていたのが印象的。
次いで東京都現代美術館へ。「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」を見る。こちらは昨年「特撮博物館」をやっていた会場で、まさか2年続けて来ることになろうとは。手塚の展覧会はこれまでも何度か見てきたが、今回の目玉は先ごろ発見された手塚の未発表原稿の初展示にある。しかしそれ以上に今回は石ノ森と一緒というところがミソ。互いの作品、生き様をシンクロさせながら見せる展示が興味深くあった。
また場内では大阪芸術大学と手塚プロダクションにより共同制作された22分の新作オリジナルアニメ「ガロン」が上映されていた。
円谷プロも今年は創立50周年で、このところきわだって商売っ気が感じられる。-生誕45周年 ウルトラセブン展
会場内には伝説のトキワ荘が再現されていた。裏にまわると手塚と石ノ森の部屋もある。-手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから
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