ちょーっと期待はずれ、というかかなり残念。
ケイブンシャの「原色怪獣怪人大百科 第1巻」くらいのクオリティを期待していたものの、いささか及ばない。
そもそも怪獣一体について書かれたテキスト量が少ない。一番残念なのは、それぞれの怪獣のデータとして登場話のサブタイトルは載っているけど、放送日が載っていないこと。そんなんだから脚本、監督、出演者なんて、当然載ってない。リストの形でもいいから巻末にでも載せて欲しかった。
また、一部の怪獣に劇中のスチールじゃなくて、着ぐるみの造形を確認するために撮影された写真が使われていること(まあ、これはよくあるので目をつむるとして...)。書籍としてのレイアウトにメリハリがない。魅力を伝えるはずの怪獣の写真も小さくて、写りの悪いのが多い。
初回特典にもがっくし。
まず、クリアファイル。なんだか小さいなと思ったらB5じゃないの。クリアファイルっていったら、普通A4でしょうに。
そして唖然とさせられたのが、パノラマポスター。復刻というからには当然当時のそれと思うでしょ。私これ当時買ったもんな。「帰ってきたウルトラマン」の放送が始まった頃に発売されたそれ。わりと大きな手提げのビニールの袋に入っていて、怪獣の足跡シールなんかも入っていたと記憶するやつ。部屋の端から端へでーんと貼ったっけ。そのイメージがあったから、届いた封を開けて「あれ、ついてない。初回もんから外れたのか」と思ったら、クリアファイルの間にはさまってた。B5にはさまるくらいだから、これがシングルレコードのジャケット4枚分くらいの大きさしかない。ポスターって呼べるかよ。このサイズで、って感じ。チラシっていうか、見本じゃん、これじゃ。
相変わらずスペル星人は載っていないし、「大人のための大図鑑です」と謳っていながら、ちょっと贅沢な子ども向けの絵本じゃないのといいたくなる。
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